ミシンの選び方 その2 家庭用・職業用・業務用

■職業用ミシン

まず、台とミシンが一体化してると思います。

そして用途が専門特化してます。

「厚手直線専用」

「3本糸縁かがり専用」

「まつり縫い専用」

なとなど、ものすごい種類があるらしいです。

電源入ってるかは音ではっきりわかる大きさのモーターの待機音。振動も。

動作スピードもすごくて、シロウトの私には恐ろしい速さ。

踏んだ瞬間にクイックに動きます。

ちょっと踏みすぎると、ガッとかゴッとか、これミシンの音ですか?!っていう音がして布が送られて縫われていきます。

押さえがしっかりしてて、糸を押さえに挟んでしまうと、押さえを持ち上げないと抜けない安定のしっかりホールドです。

使いこなしている人を見ると、尊敬の念がやまない、プロの道具です。

私はポテンシャルの半分以下のスピードで、一生懸命使わせていただいてます。。。

縫い目は、既製服のそれです。

 

■職業用ミシン

直線専用です。(前の記事ですかきましたが、布を回せば曲線も縫えます。刺繍とかジグザグとかそういう機能がないのです)

針と針板を変えて、薄物用、厚物用とよりデリケートに対応できます。ミシン自体に薄物用とか厚物用とかはないです。

ミシンをはめ込んで一体化できる机も売ってますが、分割して持ち運べます。

電源入れても待機の振動や音はしないです。

縫い目は、業務用と遜色ないらしいです。(ミシンを買う時にミシン屋さんに問い合わせてそう伺いました。実際使ってみて、私もそう思っています。)

踏み始めは、少しゆっくり動いてくれて、それから踏み込んだ分のスピードが出ます。

ボビンもボビンケースも針も、基本的に工業用を使います。

 

■家庭用ミシン

能力、機能の個体差がとても激しいです。

値段もとても幅があります。

基本的に、いろんなことが一台でできるようになっています。

直線だけでなく、ジグザグ、ボタンホール、飾り縫い

いろんな縫い方に対応しているため、薄い布を縫うのが苦手だったりします。針板の穴に布が入ってしまうし、押さえが弱いので布が上手に送られない。

厚い布も、キルト生地でバックをつくるのに、折り返して縫い代が重なったり、ベルト布を縫い付けたりしようとしたら、厚すぎて針が折れたとかミシンが止まってうごかないとかも、ミシンによってはあったりします。

ミシンによっては、なんです。

値段も性能もものすごく幅があります。

ちなみに、厚物で針が進まない時は、手ではずみ車をぐるぐる回して一針ずつ縫っていけば根性でなんとか縫うこともできます。裏ワザと言っていいかわかりませんが・・・

 

分類としては家庭用ミシンになると思うのですが、ロックミシンはまた別に語りますね。