ミシンの選び方 その4 ロックミシンてどう選ぶ?
ロックミシンは買わなくても、家庭用ミシンがあればいろんなものが作れると思います。
ニットだってニット用針と糸があるし
ほつれ止めはジグザグ縫いでできるし
ジグザグが嫌なら袋縫いとか三つ折りで仕上げたっていいんだし。
私の場合は、ロックミシンで仕上げた服のサンプルをみせといて、注文品がジグザグミシンじゃだめだろう!というのと、家庭用ミシンでは直線ですら歯が立たない生地だったので、家庭用ミシンで端にジグザグとか無理すぎたんです。
ポーチを作って販売している友達は、ロックミシンは憧れるけど私は買ってないけど、なんか1つの境界だよね!と言いました。
私もそんな感じがします。
欲しいな〜はあっても、いざ買うぞ!となるには、洋裁しっかりやるぞという決意があらわれる気がするのです。(ただの偏見っ)
ロックミシン買うぞと決めてからまず迷ったのは
3万台で販売しているものと、店頭販売価格は10万はなかなか切らないベビーロックのものと、えっ、3万でいいよね?どうなの?!だめなの?どう違うの?
というところでした。
店頭で聞くと、取り扱ってる機種だけの説明と、それの良さを強調して売ろうとする感じが何軒か回っても釈然としなかったので
ネットショップに問い合わせをしたところ、とても詳しく教えてもらえました。
・3万のものでも使えないわけではない。
・ベビーロックの製品はは糸通しの手軽さが とにかくおすすめである
・ベビーロックの製品で、自動糸調子がついているものがおすすめである。
糸調子は、縫い始めの時に生地の厚さや種類で調整するだけでなく、カーブしていて縫いながら布目がバイアスになっていく場合も、踏み込み速度でも実は変わるので、自動がおすすめである
こういった説明だったのと、提示された金額が定価の半分以下で、アタッチメントも各種オマケに、保証も5年ということで、自動糸調子が付いているベビーロックのロックミシンにググッと傾いたのでした。
仕事場で、ウッカリ糸の抜けたロックミシンの糸通しはやっているので、大変なのは知っているけれど別に3万のでもいいかなーという気持ちもありました。
自動糸調子ないけど困ってないし。
でも、3本ロックと4本ロックを切り替えるには、糸かけもやり直しになるんだよ?という情報を耳にして、かなりベビーロックに惹かれました!
家で使うなら切り替えるかもだもの!
が!!
私がとても惹かれたのはカッターの刃が、クルッと引っ込めれる機能!!
これが無いと、袖とかズボンの裾とか、輪になってるもののロックした時に、縫始めと縫い終わりが重なるところの難易度が段違い。
縫い始めとの重なりがビロビロ輪が浮くか、一度縫ったところをカットしちゃうか、奇跡的に綺麗にギリギリを攻めれるか、ミリ単位での攻防が繰り広げられるのです。
いつもヒーコラしてるのです。
そんなわけで、ベビーロックの自動糸調子つきロックミシンに絞ったのでした。