お尻のほつれ
よくあるお直しで、縫い目がほどけちゃったよ〜というのがあるのですが
1、単に糸が切れたりほどけたりした場合
スカートやズボンの裾をかがってある糸が解けることが多いです。
糸がどこか一箇所切れると、引っ張るだけでほどけちゃう糸目なのです。
なので制服の裾は、普通の服よりも余分にかがっています。
あとは、年数の経過した服の糸が劣化して切れる時もあります。
2、行動でそこに負担がかかっている場合
(いつもリュックを背負っていてあたる、財布や携帯をそこに入れていて負担がかかる、座る時の癖でここが擦れるなど)
何枚も同じところが同じ症状になってると思います。
3、体型によってそこが引っ張れて、糸が切れたり破れたりしている場合
(サイズがキツめで引っ張られ続けて破れちゃう。何枚も同じ症状が出てたりする。)
この場合、単にお直しすると、破れたところを縫い詰めて元より小さくなったり、
または、同じサイズのままお直ししてお返ししても、同じように破れたりすると思われるのです。
そのことをお伝えして、可能な状態であればサイズアップのお直しを提案します。
だいたい持っていらした奥様が、そうなの、旦那が太ってね・・という展開に笑
単に、言われたところを直すだけでない、それ以上のお仕事なのだなぁと、思います。